木製のカラーボックスに防カビ侍は使えますか?防カビ侍の成分や使用方法を教えてください
カラーボックスのカビ
本棚、食器棚、衣類の収納などで使われるカラーボックスは背面の繊維合板にカビが生えやすいので予防が必要です。
ここでは引っ越しシーズンに質問があるカラーボックスの防カビ方法を掲載しています。
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カビ対策についてお聞きします。カラーボックスを洗面所に設置する予定なのですが、防カビ侍はどの部分にスプレーした方がいいでしょうか。
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湯気で湿度が上昇しやすい脱衣所にカラーボックスを設置する場合は、繊維合板部分(MDF、パーティクルボード)に防カビ侍をスプレーしてください。
以下画像のように引き出しの裏なども見逃してはいけません。
画像をよく見ると繊維合板にだけカビが生えていて、シールで加工されている部分にはカビが生えていません。
この木材は「糊」を使ってできているので、糊の防カビ成分がなくなるとカビの栄養源になります。
※初めから防カビ加工されていないものもあります。
繊維合板のカビに気付かず放置していると、次第にシール加工された部分にまでカビが増えて、次に壁紙まで繁殖します。
そのため木の種類が分からない場合は、とりあえず無塗装で木が露出している部分に防カビ侍を使います。
この木材は水分を吸収しやすいのでどの防カビ侍でも構いませんが、5年以上効果を維持したい場合は「強力被膜コートタイプ」がいいでしょう。
置き型防カビ剤も検討する
カラーボックスで引き出し付きのものは閉めていると密閉空間になります。
ただし防カビ侍が作用する部分はスプレーした部分だけです。
よって収納した物のカビ防止対策として、小型の置き型防カビ剤を引き出し内に入れておくと良いでしょう。
置き型防カビ剤は空気で薄まるので広い場所には向いていませんが、密閉空間なら効果を発揮できます。
防カビ侍と置き型防カビ剤の併用で、カビやすい空間をカビにくい空間へ変えることができます。