L:部屋がかび臭い

部屋全体または押入れなど部分的にカビっぽい臭いがするときはこちらのページです。

この悪臭はカビが原因の場合もあれば、壁面に使われている接着剤・防腐剤が放出していることもあります。

判断を間違えると悪化してしまうので慎重に対応する必要があります。

こちらのページは、そのカビ臭の原因を見つけるために作成したページです。

目次



■湿度が高いときに感じる悪臭

当店に問い合わせが多い内容の一つである「カビ臭または生乾き臭」です。

細菌が原因の場合は「酸っぱい臭い」でカビが原因の場合は「土臭い(ジェオスミン等)」と感じます。

長年の経験から人間にとって害のある危険な悪臭と記憶されているので腐敗臭と同様に拒絶する臭いです。

主にキッチン収納・タンス・食器棚、布や革製品、カーペット敷きの床面、地下室全体、物置部屋、床下、別荘などカビ臭がする場所は様々です。

当店は臭いの専門家ではありませんが、湿度が60%以上になりやすい5月~10月までこの問い合わせが多いことから、湿気が影響して悪臭が発生していると判断しています。

特に換気設備に関わる建築基準法が改正される前に建てられた、築年数が経過している住宅にお住まいの方からカビのご相談があります。

しかし、最近では「キッチンをリフォームした」「マンションの窓を二重窓にした」「浴室をリフォームした」など改装をしたことがきっかけでカビ臭が発生する事例が増えてきました。

気密性が向上して冷暖房設備が有効的に働きますが、その裏側では換気不十分になりカビ問題が発生しているのです。

■まずは部屋中を確認する

ではカビ臭さを感じたらどうしたらいいか?

お風呂の場合は浴槽エプロン内や換気扇がカビているとかび臭く感じるのですぐに判明します。しかし…

部屋で悪臭を感じた場合は、天井裏、床下、壁の裏側、畳の裏から劣化したビニールクロス・無塗装木材・塗装壁など多岐にわたります。

そのためまずは「木材家具」「引き出し収納」「敷物の下」など道具が無くても探せる部分から確認してください。

  • 木材家具の裏側の合板
  • 引き出しの裏側
  • 畳とカーペットの間
  • キッチンパネルの裏側
  • 押入れの合板やベニヤ板
  • 床下
  • 屋根裏

例えばタンスの場合は引き出しを取り外してその裏を確認します。さらにタンス本体の背面合板まで確認してください。

上記にあげた例をまとめると、部屋の中で湿気が溜まりやすい部分であることが分かります。

湿気が溜まる部屋や場所が分からない場合は湿度計で計測しましょう。

調理や入浴をしていないのに外の空気よりも20%以上の差がある場合は夏季にカビが発生しやすい場所です。

JUNSENDO

部屋の仕様は人それぞれなので、まずは住まれている家で最も湿気が溜まりやすい場所を調べてください。

放置しているとカビや細菌が木材や接着部分を溶かして家を腐朽させてしまいます。

■部屋中を探した結果

部屋中の最も湿気が溜っている場所を確認したら、以下の原因を参考にしてください。

①:カビが原因の場合

カビが原因の場合は必ずどこかにホコリ状の粉カビが大量発生しています。

例えばキッチン収納やタンスからカビ臭がする場合は、引き出しを全部取り外して裏側を確認しましょう。押入れの場合は収納してるものにカビが発生していないか目視で確認します。

または家具・畳の裏側、床下など建物の隠れた部分からもカビ臭は発生します。

過去に雨漏りや水漏れが起きている場合は外見に異常がなくても裏側がカビているかもしれません。

②:カビではない場合

上記の「1」を確認してカビが確認できなかった場合は、次に壁面の素材を確認します。

例えばパーティクルボードや和室の柱に使われている塗料です。ここに使われている接着剤や腐食防止剤が湿度によって劣化するとカビの臭いに似た「トリクロロアニソール(など様々な化学物質)」が揮発します。

この場合、カビではないのでカビ取り剤やアルコール除菌剤を使っても改善しません。

カビ取り剤では悪化することもあるので、工事を担当した業者に相談した方がいいでしょう。

②の場合はお役に立てません

②の場合、例えば押入れや家具に使われている合板を水拭きしてください。すると水が乾くときに木材と化学成分が揮発した臭いがします。

つまり木材合板や塗装面または塗り壁に使われている接着剤や防腐剤などの化学成分が湿気の多い場所に設置されていて、それが吸収・乾燥を繰り返して劣化した影響で、カビ臭に似た悪臭を出しているのです。

この場合は化学成分の臭いなので洗剤では解決できません。

オゾン脱臭機で弱ます場合もありますが、当店商品ではお役に立てませんので消臭専門業者へ依頼してください。

■どのカビ取り剤がおすすめ?

「原因①」だった場合は当店商品で改善する可能性があります。

結論からお伝えしますと、一般洗剤でカビ臭を最も消臭できるものは「塩素系カビ取り剤」です。

理由はカビの成長過程に関係しています。

カビはタンポポのように「胞子」を作って胃液のようなもので素材を溶かしながら「菌糸」を伸ばして「悪臭」を放出します。

数が増えていくと密度が上がるのでカビ臭を感じるようになりますが、カビの成長する部分である胞子と菌糸を除去すればカビ臭は消臭できます。

そこでアルコール除菌剤を使いますが、度数が高いとすぐに乾燥してしまい、度数が低いと菌糸が除菌できないので中途半端に残ってしまいます。

これが当店に問い合わせが多い「アルコールを使ったのにまたかび臭くなって消臭できない」という理由です。

カビ取り侍 標準タイプ
カビ取り侍 木材・畳用

そのため、カビに浸透しながら胞子を菌糸を残さず溶かせる(分解)塩素系カビ取り侍の「標準タイプ」または「木材畳用」がお勧めです。

ただし塩素系カビ取り剤は、素材によって塩素臭が消えなかったり変色してしまう恐れがあります。

カビの他に細菌や様々な悪臭物質を分解できる良い点がありますが、変色してしまうと外観を損ねるので安易に使えません。

そこで、カビ臭を出している原因のカビを調べると、そのほとんどが以下画像のようなホコリ状の粉カビ(アオカビや白カビなど)です。

このカビは画像の通り、成長途中なので水拭きすると消えることから変色リスクのある塩素系カビ取り剤を使う必要はありません。

まだ残っている小さな菌糸が除去できればいいので、画像のようなホコリ状の粉カビを発見した場合は「A:ホコリ状の粉カビ↗」に移動してください。

ただし①か②の判断ができない場合はこのまま本ページをご覧ください。

A:ホコリ状の粉カビが生えている

A:木材に多いホコリ状の粉カビ/カビ取り侍の選び方と違い

木材、壁紙、畳、小物などに多く見られるホコリ状の粉カビ。特徴は白・黒・青緑・茶色などの色で非常にかび臭い。シミを作っていないので水拭きすると消えたように見ます。

目に見ない菌糸が残っているので正しい方法で取り除く必要があります。

■カビ取り剤で消臭を試したい場合

ただし①か②の判断が付かず、とりあえずカビ取り剤で試したいという方もいらっしゃると思います。

例えば畳のように内部でカビが繁殖している可能性もあります。

そのため上記でもお伝えしていますが、カビ臭さを強力に消臭できるものは塩素系カビ取り剤です。

画像のようにカビにスプレーするとカビが黒→黄色→白と分解されていくので消臭できます。

カビ取り侍 標準タイプ
カビ取り侍 木材・畳用

そのため上記の塩素系カビ取り侍を使う場合は水道水で薄めて使用してください。「標準タイプ:10~20倍」「木材・畳用:3~5倍」です。

しかし塩素系洗剤なので塩素臭が消えなかったり、変色したりするのでご心配な場合は「カビ取り侍非塩素タイプ」をお選びください。

こちらは非塩素系なので消臭力が下がってしまいますが、塩素臭の心配や変色の恐れが大幅に減少して安全です。

本製品の場合は水道水で3倍に薄めて使用します。

では次に使用方法を見ていきましょう。

JUNSENDO

なぜ水道水で薄めるかというと、目に見えないカビ菌に原液では濃すぎるからです。

カビ臭を消臭するときは使用範囲が広いことが多いですから、まだ小さな弱いカビに原液を使うよりも薄めて費用を抑えながら消臭しましょう。

■使い方(使用方法)

では「原因①」だった場合の使用方法についてお伝えしますが以下をご確認ください。

こちらの使用方法は商品ページ及び商品ラベルに記載されていないので用途外の使用方法です。

カビが除去された結果としてカビ臭が消臭されることはありますが、悪臭の原因はカビ以外にも様々な要因があるため

カビ臭が消えなかったり変色した場合でも当店では責任を負えませんのでご了承ください。

●カビ取り掃除の準備

  • カビ取り侍
  • 絞った雑巾を2枚ほど
  • 空スプレーボトルまたは
  • 加圧式噴霧器(任意)
  • 荷物を移動しておく
  • カビを吸い込まないように換気する

●希釈倍率

商品名希釈倍率
カビ取り侍
標準タイプ
10~20倍
カビ取り侍
木材・畳用
3~5倍
カビ取り侍
非塩素タイプ
3~5倍
水道水で薄めた液剤は半年内に使い切りましょう

雑巾があると対象面以外に液剤が付着しても拭き取れるので安心です。

また目立たない場所に液剤を付けて30分ほどパッチテストをすると、素材の変色や傷み、カビへの効果を確認できます。

|カビ取り侍シリーズの使い方

塩素系カビ取り侍、カビ取り侍非塩素タイプの両方とも使用方法は同じです。

  1. 上記記載の希釈倍率に薄めます。
  2. 使用箇所のチリ・ホコリをお掃除します。
    • 汚れが残っていると乾燥に時間がかかります。
  3. 「1」をかび臭さを感じる場所全体にスプレーします。
    • 部分的では効果がありません。
  4. 10~15分ほど放置しましょう。
    • 塩素系の場合はこの時点で塩素臭がします。
  5. 放置が完了したら十分に水拭きしましょう。
  6. 十分に乾燥させてください。
  7. 次に以下「注意点を確認する」をご覧ください。

大変かもしれませんが水拭きをお願いします。カビ取り剤成分を回収できるほかに臭いの原因物質も回収できるメリットがあります。

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これでカビ臭が消えない場合は本製品の問題ではなく家の構造に問題があるか、②の化学製品の臭いです。

残念ですが、洗剤類では解決できないので専門業者へ依頼してください。

注意点を確認する

■除去しただけでは解決しません

原因①」でかび臭くなってしまった場合は、カビ発生の条件である「水分・栄養・温度」が一致している場所なのでカビ取り掃除だけでは解決しません。

ホコリ状の粉カビ(特にアオカビや白カビ)は空気中に胞子を飛ばしているので、その胞子が付着すれば再び繁殖してしまいます。

大切なこと

  • 一度でもカビが発生した場所は次のカビが生えやすい場所です。

カビ取り剤だけではダメなの?と質問を受けますが、カビ取り剤には長期間カビの発生を防ぐ力はありません。

カビ取り掃除をしても成分が自然分解してしまったら、カビ胞子が付着して再発してしまうのです。

この画像はベッドフレームの裏に発生したアオカビを除去して7日間で再発した画像です。

このような理由からカビ取り剤を使って綺麗にしたら、次に対処することは「換気状況を改善すること」です。

冒頭でもお伝えした通り部屋の湿度が影響してカビが発生しているので、原因を解決していかなければいけません。

大切なことは再発を防ぐこと

タンスや押入れなど収納スペースは扉を開けたままにはできません。閉めてこそ、その役割を果たせます。

このようなどうしても換気状況を改善できないとき防カビ剤を使って強制的にカビが生えにくい状態にするしかありません。

自然界のカビと違って部屋のカビは異常繁殖するので、放置していると衣類や小物もカビて、健康状態も悪化するので大損害になってしまいます。

この被害を防ぐためにも「防カビ剤」で守る必要があります。

JUNSENDO

換気状況が改善できればカビが生えてこなくなることもありますが、改善できない場合は早くて一週間でカビが再発するでしょう。

また除湿剤や除湿器も有効ですが溜まった水の交換を忘れてしまうと意味がありませんので

以下に当店の防カビ侍シリーズを掲載していますのでご興味がありましたらご覧ください。

非塩素系/防カビ侍シリーズ

アルコール
水性タイプ
被膜コート

カビ取り侍で対象面のカビを除去しても、湿気が溜まる問題を解決できないとカビてしまいます。

換気状況が改善ができない場合はカビの再発を防ぐ防カビ侍を同時にお使いください。

3種類ありますが水性タイプには消臭効果がないので「アルコールタイプ」または「強力被膜コートタイプ」がお勧めです。この2つの中ではアルコールタイプの方が消臭効果があります。

ただし使用範囲が広いときは薄められる被膜コートタイプがお勧めです。

■床下・天井・壁紙の裏側

家の床下、天井裏、備え付け家具の裏側、壁紙の裏側などでカビが繁殖するときも悪臭を発生させることがあります。

また気密性の高いマンションの場合は照明のアダプター部分やレンジフードから湿気が入り込んでカビさせていることもあります。

この場合は表側からカビ取り侍を使っても「裏側に悪臭の原因がある」ので一切解決できません。

ご自身で作業すると危険なので専門業者に依頼した方がいいでしょう。

■クロスや畳の悪臭は消えにくい

凸凹したエンボス加工のビニールクロス・無塗装の木材・畳は「臭いを吸収しやすい素材」です。

他人の家にお邪魔したときにその家の独特な臭いやペット臭がする原因は、その生活臭を壁紙や無塗装木材が吸収してしまったことが原因です。

また畳の場合は新品ほど臭いを吸収しますし、畳の裏側の木材の臭いも吸収します。

もちろんカビ臭も吸収してしまいます。

カビの臭いは賃貸で空室が続いたときや、数ヶ月も扉を開けなかった押入れ・クローゼットなど高温多湿+空気が滞留した場所で起こります。

畳のように分厚い場合は内部にカビが発生していることもあります。

例えば「カビが生えていないのにかび臭い本当の原因」は以前の居住者がカビを発生させていて、その臭いが素材に染み込んだとしたら消臭するには技術が必要です。

冒頭でお伝えした通りカビ臭は、気温20度以下では感じにくいので11月に引越しをして翌年の7月に悪臭を感じることもあります。

このことから素材に染み込んだ臭いを消臭するには特殊清掃業者のように天井・壁・床を何工程かに分けて消臭する必要があります。

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無塗装木材やイ草畳の場合は、染み込むほど大量にスプレーすれば液剤が浸透して悪臭が弱まることもありますが、冒頭で説明している化学物質が原因の場合は一切消臭できませんのでご注意ください。

消臭は用途外の方法です

このように「カビ臭」は様々な条件によって発生しているので、試す価値はありますが用途外にしています。

カビが除去できた結果としてカビ臭が消臭できることもありますが、カビ取り侍は目に見えるカビを除去するもので、防カビ侍はカビの発生を防ぐものなので、カビ臭が取れないことがあることを予めご了承ください。

■不安な場合は質問する

いかがでしたでしょうか。当店の選び方と違いはあなたのカビ問題解決のヒントになりましたでしょうか。

当店はこのカビに特化した知識と経験でエアコンクリーニング、浴室クリーニング、風呂釜洗浄のカビ取り・防カビハウスクリーニングを提供しています。

この「カビ取り侍の選び方と違い」は日々更新して新しい情報を発信していますので、カビにお困りとなった際はいつでもご覧ください。

「L」ではない場合、スマートフォンからは画面左上のメニューバーから、PC画面の場合は最下部から調べることができます。

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