エアコンを自分で
本格的にクリーニングする
ご家庭や事務所に設置されているエアコンは常に部屋中の汚れを吸っていて、冷房の結露でカビが異常繁殖します。
汚れが溜まると電気代が上がり、カビ臭・酸っぱい臭い・生乾き臭など菌の臭いがして人体に有害です。
業者に依頼するか、自分でお掃除するかどっちがいいか悩んでいる方もいると思います。
ここでは一般家庭に設置されている「壁掛けエアコン」の内部をお掃除する方法を掲載していますので「自分」か「業者」を選ぶ参考にしてください。
※エアコンの分解方法は掲載されていません。
目次
商品をお買い求めされる際はその商品の注意事項や用途も確認ください。
- 初めに重要な注意点を確認する
- なぜカビは発生するのか
- 業者の費用・料金はいくら?
- エアコンクリーニングをする目安
- ガス式スプレーとの比較
- 道具があれば掃除できる部分
- 道具を揃える
- 洗浄剤を選ぶ
- 使用方法・使い方
- 重要な注意点を確認する
- よくある質問(Q&A)
■初めに注意点をご確認ください
本編ではエアコン洗浄剤とエアコンクリーニングに必要な道具を紹介しています。
本格的に自分でお掃除したい初心者向けの内容になっていて、その道具を揃えるとエアコンのアルミフィン(熱交換器)、吹き出し口、羽(上下・左右)、送風ファン(黒い回転しているローラー)など目に見える部分はほとんどお掃除できます。
●ここまでなら初めてでもできる
機種によるエアコン外装カバーや羽・部品の分解方法は記載していませんので、様々な清掃業者がアップしているYouTubeなどの動画サイトをご覧ください。
自分でお掃除する際は無理をせず、必ず電源プラグを抜いて、電装部分に液剤がかからないようにしてください。
●ここまでの分解は避けてプロに任せましょう
上記まで分解するには熟練の業者でなければできません。※完全分解に近い状態です。
通常では目にすることない部分まで綺麗になりますが、初心者の場合は戻せず壊してしまうのでここまで内部をお掃除したい場合は業者に依頼しましょう。
最終的にエアコンクリーニングが難しいと判断した場合は、無理せず業者に依頼した方が安心です。
■なぜカビは発生するのか
空気中には様々な微粒子が浮遊していますが、カビの胞子もたくさん浮遊しています。
自然界に胞子が付着しても、他の微生物と競争しているのでカビだけが異常繁殖することはありません。
しかしエアコンは部屋中のホコリを浮遊させて吸引するので、自然と内部にチリ・ホコリ・カビ・ダニが蓄積します。
そこに栄養源(皮脂・食品カス・天然繊維・微生物のフン・結露などの水分)と温度(20℃以上)の条件が揃うと異常繁殖します。
特に異常繁殖する場所はエアコンの吹き出し口内部です。
カビが優勢の環境なので爆発的に繁殖したのち、有害なカビ臭(カビ毒)を放出しながら、勢力を拡大するため部屋中に胞子を飛ばします。
そのカビの移動先はカラーボックス、押入れ、ベッドフレーム、下駄箱、収納棚の引き出しなど密閉された家具類の内部です。
ある時期になって部屋中にカビが発生した場合は、エアコンが原因かもしれません。
特にアレルギー品目に掲載されているアルテルナリア(ススカビ)、アスペルギルス(コウジカビ)、ペニシリウム(アオカビ)は人間の皮膚、粘膜、呼吸器の病気を引き起こします。お子様、高年者など免疫力が低下していると悪化する恐れがあります。
レンジフード、追い焚き配管、空気清浄機、加湿器など雑菌が溜まる家電はたくさんありますが、エアコンには有害なカビが繁殖するので定期的なクリーニングが必要なのです。
■エアコンクリーニング業者の費用
エアコンクリーニングの平均費用はノーマルタイプで7,000~10,000円、お掃除機能付きエアコンで15,000~20,000円です。
金額差はオプションを追加したときの料金です。完全分解の場合はさらに値段が上がります。
ご自身でエアコン掃除をすると道具類で5,000~8,000円の費用がかかります。
しかしこの費用は1回のみで、道具が壊れるまでお掃除できますから来年からは0~2000円ほどでクーラーの掃除ができます。
物価上昇している現代において、節約のために自分でお掃除をすれば安い費用でエアコンを綺麗にできるのでお勧めです。
また驚くほど黒い汚れが出てくるので感動するでしょう。プロ並みに内部洗浄できなくても、カビの量が減るだけで健康と節約が手に入ります。
■エアコンクリーニングをする目安
自分で洗浄すると、およそ120分ほど時間がかかります。※機種によってはさらに時間がかかるでしょう。
時間がかかるのでエアコンをクリーニングする目安を知っておくことは重要です。
- エアコンが臭いとき(土臭い・酸っぱい等)
- 吹き出し口や羽にカビが生えているとき
- 賃貸物件に引越したとき
- 年に1回の定期洗浄をするとき
「3」は入居前に清掃が済んでいれば不要です。また新品のエアコンでしたら2~3年間ほどはフィルター清掃だけで構いません。
(新品のエアコンは抗菌作用が残っているので極度なカビ環境ではない限りカビは生えません)
2~3年目以降はカビが生えていなくても予防のために掃除しましょう。
3~5月、または10~12月の間で年に1回ほどのクーラークリーニングをお勧めします。
しかし身の危険を感じる悪臭がするときや、目に見えるほど大きなカビが生えていたらお掃除が必要です。
部屋にホコリが多い、大型の観葉植物が置いてある、ペットを飼っている、風が強く土埃が多い、車や電車の排気ガスが入り込みやすいなど
カビが生えやすい環境の場合は半年で再発することもあります。健康維持のためその都度お掃除しましょう。
■ガス式スプレーとの比較
市販品には簡単にお掃除ができるガス式スプレーが売られています。
このガス式スプレーは「簡単」が売りなので、主にエアコンの「アルミフィン(熱交換器)」がお掃除できるように作られています。毎年非常に人気です。
しかしエアコンクリーニング業者のサイトを見ると「エアコン分解内部洗浄」と記載されています。
最も生きているカビが多いとされる部分はどこだと思いますか?
それはエアコンの「吹き出し口」「羽(ルーバー)」「送風ファン(内部で回転しているローラー)」「ドレンパン」です。
ガス式スプレーは「簡単」を売りにしているので、重要な吹き出し口内部がお掃除できません。
最も生きているカビが多い部分にガス式スプレーのみを使うと液が床面に垂れてしまうので勧めていないのです。
(また水洗いしないので成分がドレンパンに残ってしまう恐れがあります)
このことからわかるように、カビの親玉がいる吹き出し口内部までお掃除できればプロ業者並みに洗浄できます。
ガス式スプレーではお掃除できない部分を、以下の道具を揃えて本格的にお掃除しちゃいましょう!
ちなみに道具を揃えても初心者にお勧めできない部分は上記動画のドレンパンです!沢山の部品を分解しないとブラッシングができない機種が多いので、慣れていない場合は掃除をしない方がいいでしょう。
※詳しくは使い方の部分に掲載しています。ちなみにほとんどの業者はドレンパン部分を洗浄剤の除菌作用に委ねています。
■道具があればお掃除できる部分
冒頭の繰り返しとなりますが、道具が揃えば以下の場所がお掃除できます。
(注意:機種により配線やモーター位置が異なるので十分に理解してからお掃除しましょう)
ドレンパンは分解しないとブラッシングできませんが、ドレンパンにはアルミフィンから洗浄剤が垂れていくのでそのときに除菌できます。
無理は禁物です。
完璧は求めず80%ほどのエアコンクリーニングを目指しますが80%でも目に見える部分は綺麗になります。
上記の画像は蓄圧式噴霧器に入れいてたっぷりとエアリセッターを撒いたあと、念入りにブラッシングをしたときの画像です。
結果、自分で頑張ってエアコンクリーニングをしてここまで真っ黒な汚れが出れば、100%ではなくても達成感があり非常に満足な結果となるでしょう。
道具がない場合は上記の「ガス式スプレーとの比較」に掲載されている場所と同じ部分がお掃除できます。
また本編ではエアコンの分解方法や洗浄カバーの取り付け方法は掲載していません。
やり方を知りたい方は、YouTubeや検索サイトでメーカーと型番を打ち込めばヒットしますので他社のサイトをご覧ください。
■道具を揃える
自分でエアコンクリーニングをするときに必要な道具は数点ありますが、こちらでは代表的な「道具名(+画像)」を掲載します。
このメーカー商品がお勧めというわけではありません。ご自身に合ったものをお選びください。
エアコン洗浄カバー
このカバーをするとエアコンの吹き出し口、羽、送風ファンなどがお掃除できます。またエアコンから出た汚水がバケツに流れるので床が汚れません。
蓄圧式噴霧器
加圧式噴霧器とも言いますが空気の圧でスプレーするものです。何度もトリガーを引く必要がないので楽に洗剤を噴霧できます。水洗いにも使えます。
エアコン用モップ
吹き出し口の奥をお掃除できる道具です。または羽(ルーバー)もお掃除できます。この道具があるとエアコン掃除が楽になります。
養生シート
エアコン付近にある家具や家電を守るために使います。マスカーテープと言いますが、本製品以外にマスキングテープや養生テープがあると良いでしょう。
脚立/防水マット/タオル
3~5段ほどの脚立があると楽にお掃除できます。予め防水マットやタオルがあれば汚水が垂れてしまったときも安心です。
大き目のバケツ
エアコンから出てきた汚水を溜めるために必要です。エアコン洗浄カバーをバケツ内に入れ込めば自然と流れが出来上がります。
セットが完了したときの全体像
エアコンは外装カバーを外していますが、慣れていない場合はフィルターだけを取り外してお掃除しましょう。
その際、モーターなどの電装部分が濡れないように注意してください。
プロが使っている道具
さらにプロはエアコン用高圧洗浄機や様々な分解器具とナイロンブラシを使ってお掃除します。
独立・開業や副業を考えている場合は必須のアイテムですが、エアコン高圧洗浄機は50,000円ほどするので開業を考えていない人は任意です。
本格的にお掃除したい方はお買い求めください。
ただし高圧洗浄機がなくても目に見える部分は綺麗にできるのでご安心ください。
ナイロンブラシ(または歯ブラシ)があるとエアコンの隙間やアルミフィンがお掃除できます。
送風ファン(シロッコファン)はサッシ用ブラシを使いましょう。
■エアコン洗浄剤を選ぶ
エアコンに蓄積している汚れは、カビ・繊維ホコリ・チリ・食品油系・ペットの毛です。
頑固ですが1本使い切りで500円ほどの洗剤コストがかかっていると、4台設置されている一軒家で2,000円の洗剤料金がかかってしまいます。
そのためエアコン洗浄剤は希釈できるものがお勧めです。
エアコン洗浄剤 エアリセッター
まずはエアコン洗浄剤です。こちらは10~20倍に希釈して使います。中和不要です。
一般住宅のエアコンでしたら15~20倍ほどに薄めれば洗浄できます。1台のエアコンに対して希釈液を500ml~1000mlほど使いますが、20倍希釈で1000ml使ったときのコストは100円ほどです。
また本製品はカビや細菌を99.9%除菌する除菌剤を配合しているので、ドレンパンなどは液剤の除菌作用に任せましょう。
仕上げに使う防カビ侍
本製品の用途は部屋の壁紙や家具のカビ防止ですが、エアコンのカビ防止としても活躍します。
本編のエアリセッターと相性抜群です。洗浄したあと十分に水洗いしたのち、乾燥させてから本製品をたっぷりとスプレーすれば防カビコートできます。
長くて1年間ほど防カビ作用が続きます。ここまでできればプロ顔負けのレベルです。
使用方法
繰り返しますが自分でエアコンクリーニングをするときは、無理な分解をせず、必ず電源プラグを抜き、電装部分に液剤がかからないようにしてください。
エアコンの内部分解をする場合は他社の分解サイトを見て十分に理解してから行いましょう。
またエアリセッターを使う際は必ず10倍以上に薄めてから使用してください。
■使い方(使用方法)
エアリセッターは泡立ちにくく、金属腐食防止剤と除菌剤を配合しています。
泡立ちが強いと洗浄中に泡だらけになるので、下手をすると電装部分に泡が付着する恐れがあります。
家庭用壁掛けエアコンの希釈倍率
15~20倍希釈(ただしキッチンなどに設置されている場合はべた付いているので10倍希釈)
業務使用しているエアコンの希釈倍率
10~15倍希釈(人数が多い場所はホコリ・ベタ付き汚れも多いので10倍希釈)
エアリセッターと防カビ侍を
合わせた使用方法
注意:非塩素系のためカビや劣化による着色シミは取れません。
お掃除する前に予め養生シートや防水マットで家具・家電に汚水がかからないようにしましょう。
- エアコンの電源プラグを抜き電装部分にタオルやビニールシートなどをかぶせて養生します。
- エアコンの分解・取り外し方法は他のサイトをご確認ください。
- エアコン用洗浄カバーをセットします。
- カバーのセット方法はその商品の取扱説明書をご覧ください。
- エアリセッターを噴霧器に入れて水道水で希釈します。
- エアコンにまんべんなく噴霧(スプレー)します。
蓄圧式噴霧器がない場合は大変かもしれませんがスプレーボトルでスプレーしてください。
エアコン洗浄カバーがない場合はアルミフィンのみにしておきましょう。
- 3~10分ほど放置しながらブラッシングします。
- ここでエアコンモップがあれば吹き出し口の奥までお掃除できます。
- ここでナイロンブラシがあれば送風ファンがお掃除できます。
- 汚れが垂れてきますが、まだ汚れが残っている場合は「4~5」を繰り返します。
- 4~6までを約10~20分ほどで終了させましょう。
- 蓄圧式噴霧器に水道水を入れて汚水を十分に洗い流します。
- プロはここで高圧洗浄機を使います。
- 十分に乾燥させます。
- 十分に乾燥させたら防カビ侍をスプレーしてください。
- 拭き取らず十分に乾燥させれば防カビコートの完了です。
※内部の黒いローラー(送風ファン)はエアコン用高圧洗浄機があると以下動画のように楽に洗浄できます。
ただしこの機器を持っている人は少ないので、蓄圧式噴霧器とブラシで地道にお掃除しましょう。
初めての場合はドレンパンまで分解は避けて、掃除中に流れる洗浄剤で除菌しましょう。
比較的安価な業者はドレンパンを洗浄しないので、ここまでエアコンクリーニングできればプロ顔負けのレベルです!
中和は不要ですが乾燥が大切です
本製品は泡の発生を少なくしていて腐食防止剤を配合しているので中和剤不要です。
しかし慣れていない場合は、電装部分に水が付着している恐れがあるので数日間乾燥させた方が安心です。
中和剤はエアリセッターの成分が十分に洗い流せているか不安なときにお使いください。
※他社製品の中和剤で対応できますが使用上の注意を確認してからお使いください。
これでエアコンクリーニング終了です!初回は道具が必要だったので費用がかかりましたが来年からは格安でお掃除できます。エアリセッターもまだ十分に余っていると思いますので来年お使いください。
ちなみにエアリセッターは正しく保管すれば3年以上使えますのでご安心ください!
注意点を確認する
繰り返しとなる部分もありますが大切なことなので使用前にご確認ください。
道具類で不明なことがあればそのメーカーにお問い合わせください。当店が回答できる内容は洗剤類と一般的な洗浄方法についてとなります。
無理な分解はしない
特にお掃除機能付きエアコンの場合、無理に分解すると戻せなくなってしまうのでお勧めできません。
このような場合は冒頭で説明している比較的簡単な吹き出し口、羽、送風ファンに抑えておきましょう。
カバーを開けてフィルターを取り出し、エアコン洗浄カバーをつけ、洗浄剤が噴霧できる部分のみにします。
ただし配線やモーターがエアコンの下部に隠れている場合もあるのでご注意ください。
必ず電源プラグを抜く
プロも必ず行っている大切なことです。自身の安全にも繋がるので必ず電源プラグを抜いてください。
お掃除が終わったあとも十分に乾燥させてからコンセントに差し込みましょう。
電源プラグが壁内に隠蔽されている場合は業者に依頼した方がいいでしょう。
必ず電装部分を養生する
エアコンカバーを取り外すと、左右のどちらか一方に大きな電装部分があります。
エアコンカバーを外してお掃除する場合は、ビニールシートとタオルでガッチリと養生してからお掃除した方が安全です。
あくまでも例ではありますが、慣れていない場合はアルミフィンまで余分に隠れるほど養生した方がいいでしょう。
またエアコンの下部や背面にも配線やモーターが隠れている場合があるので、十分に理解してからお掃除してください。
長時間の放置はしない
放置時間が長いと汚れやカビが分解されますが、それはエアコンのアルミフィンも同じです。
アルミフィンは金属なのでアルカリ洗剤が長時間付着していると酸化して白く傷んでしまいます。
エアコンの年数によっても異なりますが、洗浄剤をかけてから10~20分以内に水で洗い流すようにしましょう。
※または液剤を20倍以上に薄め、弱めてから使う方法もあります。
アルミフィンが酸化すると、エアコンが送風で悪臭がすることがあります。
なるべくブラッシングをする
使用方法の記載されている内容と重複しますが、プロは高圧洗浄機をブラッシングの代わりに使用しています。しかし自分でお掃除する人は高圧洗浄機を持っていません。そのようなときはエアコンモップ、ナイロンブラシ(歯ブラシなど)で送風ファン、アルミフィンをお掃除しましょう!
シロッコファン(送風ファン)の汚れにエアリセッターがかかると柔らかくなりますが、状態によっては油やカビの菌糸によってくっ付いたままの場合があります。
このような汚れを道具でブラッシングして綺麗にしちゃいましょう!
シミは取れません
本製品はアルカリ性ですが非塩素系のためシミは取れません。
カビのシミや直射日光・経年劣化によるシミは取れませんのでご注意ください。
水漏れを起こす場合があります
エアコン洗浄カバーがない場合はアルミフィンのみに使いますが、極度にホコリが溜まっているとドレンパンの穴が詰まりを起こして、吹き出し口などから水が垂れる場合があります。機種により自然に垂れる場合もあるので、水漏れが発生した場合は作業を中止してプロに依頼しましょう。
悪臭が取れない場合
カビは土臭く、細菌は酸っぱい臭いまたは生乾き臭です。
カビや細菌が出している悪臭はほとんど消臭できますが、例えばドレンパン・ドレンホースなど水を外に排出する部分やアルミフィンの内側(裏側)に汚れが残っていると悪臭が取れない場合があります。
ただしこの部分は細かな分解が必要になるのでプロに任せた方が安心です。
この部分を洗浄してもエアコンから別の悪臭がする場合は、アルミフィンが酸化して傷んでいる恐れがあります。
購入して10年経っている。何度もエアコン業者に洗浄してもらっている。市販品のガス式スプレーを噴霧して洗い流していない。などの傷みが蓄積していて、今回のタイミングで傷んでしまった可能性があります。
よって破損や故障の恐れがあるエアコンには使用できません。
よくある質問
-
エアコンの黒いローラー部分はお掃除できますか?
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送風ファン(またはシロッコファン)はエアコン洗浄カバーとサッシ用のブラシ(棒の先端にブラシが付いている物)があればお掃除しやすくなります。プロは高圧洗浄機で素早く洗浄しますが、高額なので簡単に入手できるブラシでお掃除してください。
-
エアコンのフィルターをお掃除する頻度を教えてください。
-
1年中エアコンを使っている場合は季節の変わり目が目安なので4回となります。または6月か10月に1回がお勧めです。
部屋のホコリが減れば集塵フィルターに溜まるホコリも少なくなるのでカビ対策ができます。
-
道具がないと掃除ができないのでしょうか。
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エアコンクリーニングをする場所によります。道具がない場合はフィルターを取り外して確認できるアルミフィン部分のみです。エアコン洗浄カバーがある場合はエアコンの吹き出し口までお掃除できます。
エアコン洗浄カバーがないと床面に液剤が垂れてしまうので必要な道具ですが、垂れても問題がない場合は不要です。
-
ドレンパンがお掃除できなくても平気ですか?
-
お掃除可能な場合は液剤を付けて擦り洗いした方がいいでしょう。しかし分解が必要なので無理なお掃除は禁物です。
エアリセッターは20倍希釈でも除菌作用があるので、液剤が10分間ほど付着するようにお掃除してください。
-
完全分解をすればカビは生えませんか?
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いいえ、カビは生えます。通常のエアコンクリーニングよりも綺麗になりますが、カビは少しの水分と栄養がある状況で適温になれば繁殖するので「今までよりも少しの期間生えなくなる」だけです。生えなくなるわけではありません。
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市販のガス式エアコンスプレーだけではダメですか?
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市販のガス式スプレーで危険な行為は水洗いしないことです。例えば食器洗剤を付けたまま食器を乾燥させている行為と同じで、その残ったベタ付きのある界面活性剤が劣化すれば細菌が繁殖して「酸っぱい臭い」を出すようになり、次に黒カビが発生してかび臭くなります。
■不安な場合は質問する
いかがでしたでしょうか。当店の選び方と違いはあなたのカビ問題解決のヒントになりましたでしょうか。
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