木材専用塗料を塗っている木製の引き戸や家具に白いカビが生えました。どの商品を使えば取れるでしょうか。おすすめのカビ取り・防カビ剤

引き戸・建具・イスに
発生した白いカビ

カビ取り専門業者の純閃堂です。当店のサイトをご覧いただきありがとうございます。Amazonや楽天市場ではカビ取り侍や防カビ侍を販売しています。

今回のお客様のご相談内容は木製の家具に発生した白いカビと、その白カビを取るおすすめのカビ取り侍を紹介します。

木材専用塗料を塗っている引き戸・家具・イス・棚に白いカビが生えて困っています。現在は雑巾で拭いて綺麗に取れたので風通しを良くしているのですが、このあとは何か対策をした方がいいでしょうか。

現在は「カビ取り侍 非塩素タイプ」を検討しています。他に何かいい方法があれば教えてください。

白い粉状のカビが拭いて取れたということは、現時点で透明な菌糸が対象面に残っている可能性があります。 透明でとても小さいので人間の目では見えません。

またこの白カビが生えた原因は、外から侵入してきた浮遊している胞子が付着したことで発生しています。

よって、お問い合わせの「カビ取り侍非塩素タイプ」を使うと、菌糸は除去できるのですが、浮遊している胞子を防ぐことができません。

カビ取り侍は文字通り「カビ取り剤」なのでカビを取る力があっても、成分が無くなってしまえば落下してきた胞子により再発してしまうのです。

そのため今回は本製品ではなく「防カビ侍アルコールタイプ」がいいと思われます。

防カビ侍には除菌作用がありまして弱い透明な菌糸程度なら除菌できます。 また自動的に防カビ作用が働いてくれるので、浮遊している胞子が付着しても成長できません。つまり防カビ剤とはカビの再発を抑えてくれる商品なのです。

しかしアルコールを保有しているので水性塗料は多少溶けてしまうかもしれません。

もしご家庭にエタノール系手指消毒剤70%以上があれば試し塗りをしてください。

それで溶けなければ防カビ侍の濃度は50%ほどなのでさほど影響なく除菌と防カビができます。

使い方はとてもシンプルです。

目視できるカビが生えていないということですから、防カビ侍をムラなくスプレーして乾燥させるだけです。 もしお時間があれば刷毛などで液剤をムラなく伸ばすと効果的です。

以上となります。 何卒、宜しくお願いします。

今回のポイントは青いマーカー部分

カビには大きく分けて2種類の発生状態があります。一つ目は拭くと消えたように見えるカビ。二つ目はゴシゴシ擦っても取れないカビです。

今回は一つ目の「拭くと消えたように見えるカビ」でしたが、もし二つ目の場合は掃除の難易度が上がります。

カビは胃液のようなもので素材を溶かしながら、菌糸を伸ばしていきます。そしてある程度まで成長すると自身を色素で黒く染めます。

素材を穴だらけにしながら色素で黒く染めるのでゴシゴシ擦っても取れないのです。これが有名な黒カビの正体です。

このような場合は塩素系カビ取り剤の色素を溶かす作用(酸化作用)で菌糸・色素を除去するしかありませんが、同時に着色も分解してしまうので変色・脱色のリスクがあります。

よって、二つ目の黒カビが発生した場合は素材の変色リスクを承知したうえで除去するしかありません。

カビにお悩みの方へ

こちらの回答はお客様のカビ問題解決のヒントになったでしょうか。

SNSには商品を用途以外で使用する方法が投稿されていますが、製造メーカーは否定しています。(参考:KINCHO / サンポールなど↗

間違った使い方をすると補修や修繕できない事態になってしまいますので、当店商品をご検討中のお客様はお気軽にお問い合わせください。

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