プロが現場で実証する防カビ対策

「カビ取り剤だけ」では、カビは再発する。
防カビ剤の選び方と正しい使い方

カビは取って終わりではありません。換気が悪い部屋では、最短7日で再発します。再発を防ぐ「防カビ剤」の選び方と、プロの塗り方のコツを解説します。

▼ この記事のプロ結論
  • 防カビ剤は「カビを取る」ものではなく、カビ取り後の再発を防ぐ仕上げ剤。カビがあるならまず「カビ取り侍」で除去してから使う
  • カビは「無塗装木材・畳」から生える(=カビ発生の順番)。★が多い場所から防カビコートするのが効率的
  • 防カビ剤は「濃度が命」。乾けば素材に張り付くが、薄いとカビに負ける。煙式・吊下げ式より高濃度をピンポイントで効かせるスプレー式(防カビ侍)が有効
防カビ剤≠カビ取り剤 無塗装木材・畳は★5 カビ取りだけだと最短7日で再発 強力被膜コートは約30倍濃度
本記事の監修者・抗菌防カビ施工士/株式会社純閃堂 代表
【本記事の監修者】一般社団法人 抗菌防カビ清掃技術研究所 代表理事
「かびのとりせつ」を運営する株式会社純閃堂の代表取締役。防カビ剤の特許技術(特許第1451611号)を家庭用に応用し、防カビ製品「防カビ侍」「カビ取り侍」シリーズとして商品化。大手ECでランキング1位を連続獲得。現在は防カビ技研の代表理事として現場に根差した技術講習を行い、抗菌防カビ施工士の育成と衛生対策の普及に取り組んでいる。
抗菌防カビ施工士 育成 応用特許 4件 JIS拡張試験 1008日 再発ゼロ 公的試験機関で実証
最強クラスの防カビ剤で部屋のカビを予防・対策する商品

こちらは「カビを取ったので予防したい」「カビは生えていないけれど対策したい」という方向けのページです。カビは温度・湿度・栄養の条件が揃えばどこでも繁殖し、成長の過程で色素を作って素材に頑固な着色シミを残します。一度発生すると想定外の出費につながるため、本ページでは特に出費が大きい部屋のカビを防止する方法を解説します。必ず生えなくなるわけではありませんが、迷われている方の参考になれば幸いです。

カビが生えると、想定外の出費になる

お風呂のカビなら、カビ取り剤をスプレーしてシャワーで流せば掃除は終わりです。ところが下駄箱・クローゼットの靴やバッグ、壁紙にカビが生えると話は変わります。自然界ではここまで増えることは少ないのですが、人間が作った家の中は他の菌が少ないため異常繁殖します。

バッグに大量発生したアオカビ
バッグに大量発生したアオカビ
トイレの砂壁に発生した黒カビ
トイレの砂壁に発生した黒カビ

ここまでカビるとカビ毒(悪臭)を出す危険な菌になるため、家族と家の健康を考えて買い替えや貼り換えを検討することになります。壁紙が酷くカビると、下地+壁紙の貼り換えに10万円以上かかる場合もあるので対策が必要です。

部屋のカビほど、大きな出費が発生する

下の画像は、引っ越し前には何ともなかった棚が、引っ越し先の湿度でカビだらけになった例です。さらにこのカビを掃除機で吸引したところ、排気口から胞子が拡散し、家中の押入れ・クローゼット・キッチン収納まで汚染されてしまいました。

棚の内部に発生したアオカビと白カビ
発生もとになった棚のカビ
胞子が付着して押入れに発生したカビ
胞子が転移した押入れ

カビ取り作業+物の交換+廃棄費用などで総額10万円の出費が発生しました。この発生もとである「棚」を防カビコートしていれば、この費用は発生しませんでした。

稀麗ちゃん
稀麗(KIREI)エアコン内部のカビを掃除しないでスイッチを入れて、棚や押入れにカビが発生した事例もあるよ💦 カビはアレルギー品目にも載る危険な生物で、いろんな場所に転移して家を腐らせる繁殖力を持っているの。

カビが生えやすい場所と「部屋の防カビ」の基本

カビは「無塗装木材・畳」から生え始めます(=カビ発生の順番)。★が多い場所から対策するのが効率的です。栄養は水分なので、まず風通しを良くし、夏は湿度60%以下を保つのが基本。換気が足りているかは「屋外と室内の湿度差」で見分けられます(屋外40%なのに室内70%なら換気不備の可能性)。

▶ くわしくは:部屋のカビ、生えやすい場所★ランキング ★ランキング表・湿度と換気の整え方・今日からできる工夫を別記事にまとめています。「どこに・なぜ生えるのか」を先に押さえておくと、防カビ剤選びもスムーズです。
部屋のカビの防ぎ方を見る

防カビ剤を使う「8つのタイミング」

自然界では大人しいカビも、人間の家では異常繁殖してカビ毒(悪臭)を出す危険な菌になります。防カビ剤を使うタイミングは、次のようなときです。

身の危険を感じるほどのカビ臭・腐敗臭
  • カビ取り掃除をしたあと
  • 何度もカビが生えるとき
  • 引っ越しのとき/新築ではないとき
  • 木材家具を置くとき
  • 家具を置くと換気が不十分になるとき
  • リフォームをするとき
  • 換気不十分な部屋があるとき
  • 換気状況を改善できないとき

例えば、すのこ部分が無塗装でフレームは表面加工された家具なら、まず無塗装木材をカビから守ります。換気が悪いと一週間でカビが出るので、家具を設置してから一週間以内に防カビコートを。換気が良ければ、梅雨に備えて防止します。

無塗装の木材に防カビ侍をスプレーする
無塗装木材を守る
防カビコートは梅雨に備えて行う
換気が良ければ梅雨前に

注意:まだ新築なのに3年ほどで壁紙や家具にカビが出た場合は、家自体に問題がある可能性が高く、防カビコートをしても意味がありません。早急に施工した建築業者へ連絡しましょう。

特に「無塗装の木材」に注意

住宅の内覧時は家具・家電が無いので気付きませんが、実際に物を置くと換気不十分になることがあります。下の★が多い順に防カビコートしていけば、カビの異常発生を防げるかもしれません。特にカビやすいのは次のような場所です。

  • ベッドフレームの木材
  • キッチン収納・食器棚の木材
  • 押入れの合板/すのこがヒノキ以外の場合
  • 壁紙近くにTV台や家具を置くとき
  • 和室の塗壁・畳の上に家具を置くとき

名称ではなく「外見からカビやすい木材」を知りましょう。家具の裏に使われる以下の木材は、すべてホコリ状の粉カビ(アオカビ・白カビ)が発生しています。

タンス裏側の繊維合板に発生した粉カビ
タンス裏の繊維合板
ベッドフレーム裏側の合板やベニヤ板
ベッド裏の合板やベニヤ板

表面加工されていない無塗装の木材部分にカビが生えているのが分かります。この一番最初のカビを放置すると、他の場所へ転移していきます。

押入れの壁紙に転移したカビ
押入れの壁紙へ転移
タンス裏側に逃げて繁殖した黒カビ
タンス裏に逃げて繁殖

パーティクルボード・繊維合板は特に危険

この木材はパーティクルボードや繊維合板と呼ばれ、カビは木材と「様々な化学成分」を栄養にアレルギー認定されるほど爆発的に増殖します。安価な家具や、引っ越し先の備え付けキッチン・下駄箱・押入れに使われていることもあります。

木材と接着剤などを栄養にして増殖するカビ

当店で1・2を争うほど問い合わせが多いカビで、非常にかび臭く、人体に有害で衣類や革製品にも転移する危険なカビです。本サイトでは「A:ホコリ状の粉カビ」で取り方を説明しており、お風呂の黒カビよりも掃除の危険度が高いカビです。

漆喰を溶かしている黒カビ
漆喰を溶かしている黒カビ
壁紙と下地の石膏ボードを溶かしているカビ
壁紙と石膏ボードを溶かすカビ

放置すると擦っても取れない頑固カビになり、家を腐らせます。頑固な黒カビになると塩素系カビ取り剤を使うしかなく難易度が上がるため、早めの対処が安心です。だからこそ、換気が悪い部屋にこうした家具を置くときは、防カビコートの必要性が高まります。

防カビ剤の選び方|防カビ侍3種類

選ぶ前に大切なこと。防カビ剤は「カビ取り剤」ではありません。カビを除去した後の仕上げに使うもので、次のカビを発生させないためのものです。カビを取る作用はないので、カビが発生している場合はまず「カビ取り侍」で除去してからお使いください。

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「濃度」が一番大切

防カビ剤にはスプレー式・煙式・吊下げ式・置き型式など様々な種類があります。当店には「部屋のカビを除去したあと、煙式の防カビ剤を使ったけど再発した」という相談が寄せられます。

煙式など様々な種類の防カビ剤
煙式の防カビ剤
吊下げ式の防カビ剤
吊下げ式の防カビ剤

煙式は空気中に成分が拡散されて楽ですが、濃度が薄まるため、使用方法欄にはお風呂などの密閉空間で使うよう指示されています。つまり防カビ剤は「濃度が大切」。薄すぎると意味がありません。押入れの合板やベニヤ板はスプレー式で、収納する服は吊下げ式で——と使い分けるのがおすすめです。

当店ではスプレー式の防カビ剤を扱っており、高い濃度をピンポイントでカビ対策できます。誰でも簡単に使えるスプレーボトル式と、水で薄めて塗る本格タイプの合計3種類です。基本はアルコールタイプを使い、塗装面などアルコールに弱い素材には水性タイプを選びます。

① 防カビ侍 アルコールタイプ/非塩素系

防カビ侍アルコールタイプ BZ-Y350の仕様 防カビ効果:★★★

除菌+防カビコートの防カビスプレー。非塩素系で塩素臭はしません。除菌したあと自動的に防カビコートでき、アルコールを含むので乾きやすく、除菌作用による消臭効果もあります。ただしアルコールが苦手な素材には使えません。

アルコールタイプを買う

② 防カビ侍 水性タイプ/非塩素系

防カビ侍水性タイプ BZ-S350の仕様 防カビ効果:★★★

ノンアルコールの防カビスプレー。非塩素系で塩素臭はしません。アルコールタイプが使えない場所や、アルコールが苦手なときに使います。防カビ成分量はアルコールタイプと同じですが、除菌作用がないので消臭はできません。その分、アルコールタイプより安全性があります。なお「カビ取り侍 → 防カビ侍」の順で使う場合は、カビ取り侍に消臭作用があります。

水性タイプを買う

③ 防カビ侍 強力被膜コート/非塩素系(プロ仕様・おすすめ)

防カビ侍強力被膜コートタイプ BZ-MO300の仕様 防カビ効果:★★★★★(MAX)

上記2つの約30倍の防カビ成分を含む強力タイプ。塩素臭はしません。アルコール・水性タイプの使用頻度が1年に1回目安なのに対し、本製品は3年に1回が目安。ノンアルコールで木材に優しく、消臭作用もあります。水道水で薄めて刷毛で塗るか、空スプレーボトルに詰め替えて使います(希釈目安を記した取扱説明書を同梱)。

被膜コートの詳しい説明を見る
防カビ侍
防カビ侍当店のおすすめは強力被膜コートタイプ。薄めて広範囲に使えて防カビ効果も高く、使用頻度が大幅に減るよ。使う範囲が狭いなら他2点でもOK。なお「どの程度の範囲に使えますか?」とよく聞かれるけど、間取り・家具・生活習慣は十人十色だから正確な範囲はお答えできないんだ。ポイントは「ムラなく付けること」だよ。

※水性タイプと同じで、吹きかけた場所が乾くと多少白くなります。最後の注意事項をご確認ください。

防カビ侍の使い方|乾燥が命・プロの塗り方

ここでは「アルコールタイプ」「水性タイプ」の使い方を解説します。「強力被膜コートタイプ」は薄めて刷毛や空スプレーボトルを準備するので、こちらのページで説明しています。

準備するもの

  • 防カビ侍/雑巾2枚ほど/刷毛(任意)
  • カビ取り侍(任意)
  • あらかじめ物を移動しておく
  • できれば雨の日を避ける

カビが発生している場合は、まず「カビ取り侍」でカビを落としてから防カビ侍を使います(防カビ侍ではカビは取れません)。カビが無い場合は軽く掃除して乾かしてから使いましょう。

STEP1|まずはカビ取り侍でカビ取り掃除

まずはカビ取り侍でカビを除去する

カビ取り侍の詳しい選び方は「カビ取り侍の選び方と違い」からお客様に合ったページをご覧ください。

  • カビ取り侍をカビにスプレー(かけ過ぎ注意。塩素臭がするので換気を)
  • 10〜30分ほど放置して様子を見る
  • 残っていれば繰り返す(歯ブラシで軽く擦ると効果的)
  • 水拭きをして十分に乾燥させる(水拭きできない場合は24時間以上乾燥させ成分を自然分解)

STEP2|徹底的に乾燥させる(ここが一番大事)

濡れたままだと防カビ成分がしみ込まない
代表からのプロのコツ
プロのコツ濡れた面にペンキを塗ってもうまく塗れませんよね。防カビ剤もまったく同じです。カビ取り侍の成分が残ったままや、濡れたままで防カビ侍を使うと防カビ成分がしみ込みません。私たちプロは扇風機やサーキュレーターを使い、1日(3〜24時間)はしっかり乾燥させてから塗ります。ご家庭は対象範囲が狭いのですぐ乾くこともありますが、「乾かしてから」は必ず守ってください。

「その期間にカビが発生しませんか?」とよく聞かれますが、カビ胞子が目視できるほど育つにはカビ培養器でも3日かかります。実際の環境なら、カビ取り後3〜7日以内に防カビコートすれば問題ありません。広範囲が大変なときは、区切りながらコートするとよいでしょう。

STEP3|仕上げに防カビ侍を「ムラなく、たっぷり」

仕上げの防カビ侍で防カビコートをする
  • 十分に乾燥させたら、防カビ侍をムラなくスプレー
  • 必要に応じて刷毛や雑巾で伸ばし、ムラをなくす(ムラがあるとそこからカビる)
  • 拭き取らず乾燥させて終了(乾燥すれば安全)

【プロの塗り方のコツ】実はスプレーだけよりも、刷毛で塗ったほうが効果的です。スプレーはどうしてもムラができてしまうため。コツはひと言、「ムラなく、たっぷり」。そして濃度が命——乾けば素材にしっかり張り付きますが、薄いとカビが優勢になって負けてしまいます。

防カビ効果が出るのは「防カビ侍を塗った部分だけ」です。スプレーにムラがあったり、収納する物自体がカビていたりすると、その物だけがカビます。心配なときは吊下げ式・錠剤の防カビ剤を併用し、収納物も念のため洗濯してから戻しましょう。

ムラがあるとそこからカビやすくなる

収納する物は別。「吊下げ式」との併用がおすすめ

防カビ効果が出るのは「防カビ侍を塗った面だけ」です。たとえばクローゼットの壁面をコートしても、衣類自体にカビが付着していたら衣類だけがカビます。このときは吊下げ式・貼り付け式の防カビ剤で衣類を守るとよいでしょう。吊下げ式は浮遊しているカビ胞子に効くので、収納スペースへの設置がおすすめです。ポイントは、防カビ侍を使って乾燥させてから吊下げ式を使うこと。さらに除湿器を併用するのも有効ですが、内部の熱交換器がカビていると意味がないので注意してください。当店はこの併用を、とても良いカビ対策としておすすめしています。

防カビ侍と除湿剤・吊下げ式防カビ剤の併用

これで、最もカビやすい木材・畳のほか壁紙などのカビ予防・対策が完了です。新築は各素材に防カビ剤が配合され生えにくいですが、老朽化した物件では防カビ効果が消えています。引っ越しを機に防カビ侍で対策し、想定外の出費を防ぎましょう。

防カビ侍強力被膜コートを畳に塗布している様子

結果として最強の防カビ剤というものはありませんが、「カビ取り侍+防カビ侍+換気状況の改善」で、カビが生えにくい空間を作れるかもしれません。

失敗しないための注意事項

■ 必ず乾燥させること

くり返しになりますが、カビ取り侍の成分が残ったままや濡れたままで防カビ侍を使うと、防カビ成分がしみ込みません。広範囲は区切りながらコートしましょう。

■ 白い乾燥跡が残ることがある

防カビ侍水性タイプと強力被膜コートは乳白色の液剤
水性・被膜コートは白い液剤
乾燥すると白い跡が残ることがある
乾燥すると白い跡が残ることも

「水性タイプ」「強力被膜コートタイプ」は白い液剤のため、暗い色の家具や水を弾く素材では白い乾燥跡が残ります。水道水やアルコールで取り除けますが、気になる方はアルコールタイプを。目立たない家具の裏などへの使用がおすすめです。詳しくは「防カビ侍強力被膜コートの使い方」をご覧ください。

■ カビが生えていない場合

カビが生えていない場合は軽く掃除をしてから防カビ侍を使う

軽く掃除してから防カビ侍を使いましょう。市販のアルコール除菌剤を使った場合は、アルコール以外の残留成分が悪影響になるので、軽く水拭きして乾燥させてください。壁紙や塗装壁がベタついている場合は可塑剤など化学成分が染み出ています。カビの栄養になるため、中性洗剤やアルカリ洗剤で取り除いてから使うとよいでしょう。

防カビ侍の安全性について(当店の本音)

インターネット上の安全性の記事は、主に「摂取する食品」や「肌に塗るもの」に関する内容です。防カビ剤と混同しないよう注意し、同時にカビの危険性も調べてみてください。

防カビ侍の安全性について

壁紙の接着剤・床ワックス・木材の防腐剤・シロアリ殺菌剤には建築基準法の指定物質が使われていることがありますが、防カビ侍には使われていません。また安全性試験では、食器に付けて乾燥させた防カビ剤をマウスに投与しても悪影響はありませんでした(マウス急性経口毒性試験/日本食品分析センター)。防カビ侍は安全性の高い成分を選んで作られています。

フローリングに塗布する床ワックス
床ワックス
クッションフロアを貼り付ける接着剤
接着剤
他社が言わない、当店の本音
  • カビ・細菌・ウイルス・ダニを除菌できる洗剤や抗菌剤に、「絶対に安全」なものはありません
  • 植物系の柔軟剤でアレルギーを起こす人がいるように、どれだけ刺激が少なくても反応する人はいます
  • 一方で、除菌・抗菌作用がなければ危険な微生物(細菌・カビ・ダニ)は退治できません

各社が謳う「安全」は、あくまで試験をした上での数字としての安全であり、世界中の誰もが安全に使えるという意味ではありません。そして人間が作った家に発生するカビも危険です。自然界ではカビだけが繁殖する場所は少なく、他の微生物と競争しています。

優しい洗剤でもアレルギーを起こす人がいる
刺激が少なくても反応する人がいる
カビによって剥がれたビニールクロス
カビで剥がれた壁紙

人間が作った家には「天敵がいない」ため、湿度・栄養・温度が揃うとカビが異常増殖します。そこに除菌作用が無い(弱い)洗剤を使うと、カビが倒せず水虫菌のように強くなって転移・増殖します。異常増殖したカビは悪臭のカビ毒を作り、アレルギー検査の項目にカビ名が載るほどです(※)。家も腐朽して傷みやすくなります。

JUNSENDO
JUNSENDO安全性をお考えの際は、カビの危険性と防カビ剤の危険性を天秤にかけて、お客様にとっての安全基準がどこにあるかをご判断ください。なお防カビ侍は非塩素系なので、塩素系カビ取り剤(漂白剤)より刺激性の少ない成分で構成されています。

※アレルギー検査に載るカビの例:アルテルナリア(エアコンに多い)/ペニシリウム(食品・木材に多い)/クラドスポリウム(水回りに多い黒カビ)。

よくある質問(Q&A)

防カビ剤と「カビ取り剤」は何が違いますか?
防カビ剤はカビを取るものではなく、カビ取り後に次のカビを防ぐ仕上げ剤です。カビを除去する作用はないので、カビが生えている場合はまず「カビ取り侍」で除去してから防カビ侍を使ってください。
カビ取り剤だけではダメなのですか?
換気が悪い場所では、カビ取り剤を使っても長くて3ヶ月ほど、アオカビや白カビなら最短7日(一週間)で再発することがあります。空気中には大量のカビ胞子が浮遊しており、カビ取り成分が自然分解すると胞子が付着して根を張るためです。換気改善+防カビコートをしないと数日で繁殖してしまいます。
防カビ侍はどれを選べばいいですか?
基本はアルコールタイプ(除菌+消臭あり)。塗装面などアルコールに弱い素材には水性タイプ(除菌・消臭なし)。広範囲を強力に守りたい場合は、約30倍の防カビ成分を含む強力被膜コートタイプがおすすめで、使用頻度を大きく減らせます。
防カビ剤の効果的な塗り方は?
最大のコツは塗る前に徹底的に乾燥させること(濡れた面にはペンキが塗れないのと同じで、濡れていると成分がしみ込みません。プロは1日ほど乾燥させます)。塗り方はスプレーよりも刷毛のほうがムラが出にくく効果的。合言葉は「ムラなく、たっぷり」。乾けば素材に張り付きますが、濃度が薄いとカビに負けます。
防カビ侍の使用頻度はどのくらいですか?
アルコール・水性タイプは1年、強力被膜コートタイプは3年が目安です。カビの種類や部屋の湿度・換気・生活習慣で大きく変わるため、半年に1回の人もいれば、1回でカビが生えなくなる人もいます。たとえば2年でカビが出たなら1年半に1回に早める、または被膜コートに切り替える、といった調整がおすすめです。
他社のカビ取り剤のあとに使えますか?
カビ取り侍は防カビ侍が最も効くよう濃度調整され自然分解しやすく作られていますが、他社のカビ取り剤は残留成分が不明です。特に「泡タイプ」「ジェルタイプ」は界面活性剤やジェル化剤が素材に残り、劣化して細菌の栄養になり「酸っぱい臭い」の原因になります。残留成分で防カビ成分が消費されることもあるため、当店ではおすすめしていません。
防カビ侍は安全ですか?
建築基準法の指定物質は使用しておらず、マウス急性経口毒性試験(日本食品分析センター)でも異常はありませんでした。ただし、除菌・抗菌作用を持つ製品に「絶対に安全」なものは存在しません。カビの危険性と防カビ剤の危険性を天秤にかけ、ご自身の安全基準でご判断ください。非塩素系のため、塩素系漂白剤よりは刺激性が少ない構成です。

カビの問題は十人十色。プロに質問することでしか得られないアドバイスがあります。

大きなミスをする前に純閃堂へ質問する
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いつも当店のBLOGをご覧いただきましてありがとうございます。今後とも純閃堂を宜しくお願いします。