カビが生えやすい場所を教えてください / カビが侵入して発生しやすい場所と生えないようにする方法をしてカビの健康被害から赤ちゃんを守る

カビが侵入してくる経路と
生えやすい場所

カビ取り防カビ対策専門業者の純閃堂です。いつもご覧いただきましてありがとうございます。

今回は新築・中古住宅・賃貸物件に引越した際に「カビが生えないようにする方法を教えてください。」とご相談を受けましたので記事にしました。

主に部屋のカビが生えやすい場所を掲載していますのでご覧ください。

カビの侵入経路と生えやすい場所を教えてください。

1、カビの侵入経路はたくさんあります。

例えば家で考えると玄関、窓など人間が出入りする場所から、部屋の換気口、停止中のレンジフードや換気扇、照明カバー、エアコンや水道管等の配管周りです。

照明カバー?と思われたかもしれませんが、上記をご覧いただくと照明の配線を設置するために天井部分に穴が開いているので、この裏の空気が室内に侵入してきます。

キッチンの水道管と排水管なども部屋が密閉された状態でレンジフードなどを運転すると、その小さな隙間から空気が入り込みカビが侵入してくるのです。

単体のカビ胞子が入ってくることもあれば、土埃・花粉・排気ガスなどの微粒子にくっ付いて侵入してくることもあります。

完全に侵入経路を塞ぐことはできないので、部屋に空気清浄機・除湿器などを設置して、湿度を溜めないように換気をしましょう。

2、実はカビには生える順番があります。

最もカビが生えやすい場所は、家具のベッドフレームや棚などに使われている無塗装の木材(ベニヤ板・合板・繊維合板)です。

とくに合板・繊維合板は接着剤を使っているので、劣化するとカビに似た悪臭を放ち、細菌のエサになり細菌の代謝物(フン)をカビが栄養にするので、ホコリっぽい粉状のアオカビが発生します。この青カビを放置していると、次に頑固な黒カビが発生するので早急に対処しなければいけません。

その他は以下の通りになります。

場所&物生えやすさ
無塗装木材・畳
※家具裏の合板など
★★★★★
(MAX)
塗装済み木材
※繊維合板など
★★★★
革製品
※特に天然もの
★★★★
合成繊維の衣類★★★
壁紙(ビニールクロス)★★★
塗装面★★★
プラスチック類★★
金属類
カビ発生の順番、詳細はこちら↗

カビは少量なら特に害はありませんが、大量に増えるとアレルギー品目に掲載されるほど危険です。

また家電類ではエアコン、加湿器、洗濯機も注意が必要です。黒カビやススカビが発生します。石油ストーブは湿度を上昇させるので窓結露の原因になります。

そしてカビが生えないようにするには、24時間換気扇を付けて、除湿器、除湿シートなど部屋の水分を吸収する道具を設置すると良いでしょう。しかし除湿器自体にカビが発生すると部屋中に胞子を飛ばしてしまうので、タンク内や熱交換器が洗えるものを選ばないと1年に1回買い替えることになってしまいます。

このような機器・道具が使えない場所または使っても再発する場所は防カビ剤で強制的に再発を抑えます。

JUNSENDO

木材家具、ダンボール、壁紙などなど接着剤は様々な場所に使われていますが、この接着剤が劣化すると異臭が発生します。もちろん細菌やカビ菌のエサになるものなので、ダンボールは早急に廃棄して、家具類や壁紙は十分な換気と防カビ剤で梅雨を乗り切りましょう!

あるテレビ番組で博士が、アルツハイマーの原因が黒カビの可能性があると言っていたので、このタイミングで家のカビ採択はいかがでしょうか。

さらに詳しく知りたい方は以下のページをご覧ください。

M:カビ予防・対策する方法

主に部屋のカビ予防・対策を目的としている方が参考とするページです。防カビ剤を使うべきタイミングと場所を掲載しています。※お風呂は対象外です。

一度でもカビが生えた場所は次のカビも生えやすいので防カビ剤で守りましょう。