和室の砂壁や土壁に発生した黒カビを落とす！賃貸で引っ越しするときのトラブル「カビ」を退治するカビ取り業者の費用と自分で掃除する値段を比較

和室の壁の黒カビを取る費用は？

カビは部屋の和室、洋室から押入れ・クローゼット、壁紙・ビニールクロス、フローリングや畳など様々な場所に発生します。

今回はその中でも和室の塗り壁（砂壁・土壁）に発生したときの内容です。

持ち家、賃貸など様々事情があると思いますが、簡単に掲載していますのでご覧ください。

■初めに動画をご覧ください。

カビを綺麗に取ることができましたが、スプレーした部分が変色してしまいました。

塗り壁の中でも繊維・和紙・貝殻粉などが混ざった塗り壁に使用すると上記動画のように変色する恐れがあるのです。

■まずはリスクを理解する

一般的な洗剤でカビを取るには塩素系漂白剤の作用で黒カビのシミ（有機物）を分解する必要があります。

しかし繊維・和紙・貝殻粉も有機物なので同時に変色してしまうのです。

しかしカビを放置していると汚染が拡大して、さらに酷くなってしまいます。

そのため必ず何かしらの処置をしないといけません。

■自分または業者

カビ取り業者に依頼をすると1平方メートルあたり2000～3000円が相場です。

リフォーム会社と連携していることもあるので、剥がし→防カビ処理→塗り替えの施工を提案していることもあります。

現場を確認して見積りを作成しますが、カビ取りだけでも色々な諸経費が積み重なり20,000円はかかります。

業者によっては「和室全体で対策が必要」と提案してくることもあるので10万円を超えることもあります。これが見積りの嫌な場面です。

自分でカビ取りをする場合は他人を家に入れることはありません。交渉が必要な見積りの対応もありません。

しかしすべて自己責任なので、変色や傷みなどに注意しながら作業する必要があります。

■持ち家の場合

持ち家の場合は賃貸物件のように不動産会社やオーナーの干渉はありません。

カビ取り業者やリフォーム業者に依頼すると高額なので、変色しても良い場合はカビ取り剤などで簡単に済ませてもいいでしょう。

しかし雨漏りや結露が酷いときは、壁の裏側が汚染されていることがあります。

このようなときはカビ取り剤を使っても薄っすらと灰色のシミが取れずに残るので、専門業者に依頼するヒントにしてください。

■賃貸の場合

漆喰や珪藻土なら変色しにくいのでカビ取り剤で綺麗になりますが、賃貸物件の砂壁・土壁は変色のリスクが高いので不動産会社やオーナーに相談した方がいいでしょう。

相談した結果、オーナーが塗り壁を交換したりビニールクロスに変更するかもしれません。

しかしどうしてもご自身でカビ取りしたいときは、目立たない場所で試し塗りをして変色を確認してから作業をすると良いでしょう。

試し塗りは60分ほど放置してください。

繊維や和紙が混ざっていない砂壁に塗布したときの画像です。10分ほどでカビが綺麗に取れました。

あとはスプレーのムラがないように吹きかけていけば綺麗に仕上がります。

この場合は自己責任になりますが、うまくいけば修繕費用無しで引越できるかもしれません。

■今回紹介した商品

■さらに詳しく知りたい方へ

10種類以上のカビが生えた場所からカビ取り方法や使用する商品を選べます。

本稿よりもさらに詳しく掲載されていますのでご覧ください。

カビでお悩みの方へメッセージ

当店は埼玉県でカビ取り・防カビハウスクリーニングを行っていて、通販サイトでは自分でカビ取りしたい方専用にカビ取り侍・防カビ侍を販売しています。

カビ問題に本気で取り組んでいますので、カビの悩み事がありましたらお気軽にお問い合わせください。